今日の熊本日日新聞に、プールでの皮膚感染症の取り扱いについて記事が載っていました。関連皮膚科3学会の統一見解を解説しなおしたものです。
水いぼの受診が増えています。
いまだ「水いぼを取らないとプールに入らせてもらえない」という保育園、幼稚園が複数残っています。
水いぼを摘除するかどうか自体は議論のあるところですが、プールのためだけに摘除することは意味がありません。プールの水を介しては感染することはないと考えられています。
以下が注意点です。
○まず水いぼかどうかの診断を受ける。
○直接皮膚に触れることは避ける。ボディスーツタイプの水着など水いぼが隠れるものが良いでしょう。
○タオルやビート板は共有しない。
この点を守れば、水いぼは取ることなくプールは可能です。
詳しく知りたい方は、日本皮膚科学会にある統一見解をご覧ください。
https://www.dermatol.or.jp/modules/publicnews/index.php?content_id=5