熊本(合志市、光の森)の小児科・小児外科 Leeこどもクリニック 〒861-1115 熊本県合志市豊岡2000-33

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2015.01.13 お風呂での事故

お風呂での事故といっても、いわゆる「ヒートショック」(※)とは違います。

乳幼児のお風呂の事故で特に注意すべきは、浴槽への転落です。
幼児(特に3歳未満)は相対的に頭が重いので、上半身全体で浴槽の中をのぞき込むと簡単に頭から落ちてしまいます。浴槽に水の入った状態ですとそのまま溺水し、わずか数十秒で取り返しの付かないこととなってしまいます。
たとえ数cmの水深でも危険です。

◯お風呂の残り湯は溜めないようにしましょう。
◯浴室の扉がロックできるようでしたら鍵を掛けましょう。
◯湯の張ってある状態では、お子さんから少しも目を離さないようにしましょう。

転落の危険でいうと、洗濯機やベランダも要注意です。上半身を乗り出すと容易に頭から落ちてしまいます。踏み台となるようなものは周囲に置かないようにしましょう。

(※)「ヒートショック」とは、特に高齢者の入浴直前後の血圧変動をさします。意識消失/脳出血/心肺停止→溺水/広範囲熱傷となり、入浴関連死の主な原因とされています。入浴関連死数は日本全体で年間17000人以上と言われており、交通事故死の数倍にあたります。

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